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後溜集めて「WEED AND SEAWEED」

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始めに

世も末ですね。

間違いました。今年ももう終わりですね。

皆さんはこの一年どうでしたか?
私はこのブログを立ち上げたことが一番大きな決断でした。

mitosayaさんが今年の締め括りと№100を記念したとんでもないオードヴィーを作ったので飲んでみましたよ!

WEED AND SEAWEEDについて

今回飲んだのはmitosayaさんの1年の締めくくりにして記念すべき№100。
蒸留の際に出た各種テール漁の網に引っかかった海藻で出来たもので作ったそうですよ。

クク

素晴らしいチャレンジ精神!

味は海藻らしさが当然あり、今までにない味わい。私にはそれしか表現する言葉がないのが残念です。

思えば牛骨、豚骨、鶏ガラ、魚のアラ、海老の殻等、捨てるような部位でも美味しいものはありますよね。
中濃ソースも始めは野菜の切れ端がもったいないというのが起源という意見もあります。

クク

お酒も保存が効かない果実や穀物の保存目的だったらしいから、
奥が深い…。

※記事中で”留”と”溜”の字が混在しています。
 意味はほぼ同じですが、mitosayaさんのHP上では”後溜”だったのでタイトルはそちらに合わせています。

名称WEED AND SEAWEED
無色
香り海藻を基とした潮の香り
味わい複雑な味わい
内容量100ml
アルコール度数42%
価格1980円(税込)
製造者mitosaya薬草園蒸留所

蒸留酒の作り方

蒸留酒を作る過程で成分の気化温度の違いから蒸留始めと終わりで蒸留される成分が違います。
(アルコールが78.3℃、水が100℃。気圧によって変化する。)

初留
(ヘッド)
香気成分が多いのでフルーティーだったりツンとくる香りがする。
また、アルコールが多い分パンチが効いている。
中留
(ハート)
初留と後留の中間で成分が安定して出てくる。
後留
(テール)
アルコールは徐々に減ってくる
焦げ臭が出てくるが、古酒の香り成分や果実味や酸味等も多く含まれる。

各種香気成分の気化温度も違うので、蒸留のどの部分を使うかは蒸留家の腕の見せ所。
数はわずかですが、初留の初垂れ(はなたれ)や後留のみを販売する酒蔵もあったりもします。

クク

昨今の消毒用アルコール不足から、
そっちに回すことが多いみたい。

終わりに

一年の締め括りでチャレンジ精神を忘れないのは本当にすごいことだと思います。
私も来年はチャレンジ精神で行きますよ~!

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