さくらんぼのミードは初恋の味？「はちみつのお酒　恋紅」

始めに

以前「山桜ハチミツのミード」をご紹介しましたが、同シリーズに「さくらんぼハチミツのミード」もラインナップされています。

桜の実がさくらんぼなのだから、花は一緒じゃないの？そんな疑問を解決していきたいと思います。

ミールミィ　恋紅について

まずは今回飲んだ京都のハチミツ専門店ミールミィさんの「恋紅（こいべに）」について。
なんだかお洒落な名前で素敵ですね。まずは各種サイトからの情報をまとめていきましょう。

〇使用するハチミツは、濃厚な甘さが特徴の、山形県で採れたさくらんぼのハチミツ。
〇蜂蜜と水、酵母、そして米麹だけで造られている。
〇米麹を加えることによって「日本の酒蔵にしかできないジャパニーズミード」の独自性をプラス。
〇甘くて少しすっぱい恋の味わいをイメージして造った、やや甘口のミード。

開栓した時の香りはハチミツの上品な香りと共に僅かな酸味がありました。そういえば初恋っていつだっけ…。

全体的な味わいとして上品な甘みと香り、適度な酸味でゴクゴクいけてしまいます。
良いお酒なだけにもったいない飲み方なので、少し我慢してチョコチョコ飲みました。恋は駆け引きですね。

さくらんぼについて

さくらんぼは桜の木になる実ですが、一般的な染井吉野（ソメイヨシノ）とは違う品種で、主に西洋実桜（セイヨウミザクラ）や酸実実桜（スミミザクラ）などの種類になります。
政府の標準成分表や植物学上では「さくらんぼ」と言わず、桜が付ける桃という意味から「桜桃（おうとう）」と呼ばれます。

	染井吉野	西洋実桜	酸実実桜
花の色	白・ピンク	白	白
全体の特徴	実の付け根がくびれていない。	実の付け根部分がくびれている。	小柄で枝がたくさんあり、茎は短め。
実の特徴	小さい実がなる種類もあるが、大きくなる前に落果。	明るい赤色で甘みが強く、生食に向く。	赤黒く酸味が強いので、調理に向く。

終わりに

桜と言っても花を愛でる品種、実付きの良い品種と様々です。
またミツバチがいるから受粉が成功し、果実やハチミツが収穫出来るので、自然の恵みに感謝ですね。