まるで飲む糠漬け!発芽玄米を自然発酵させた酒「発芽玄米酒むすひ」
目次
発芽玄米酒むすひとの出会い
酒粕は健康効果が高いのが特徴ですね。
近所の酒屋は時折変わったお酒を置いているのですが、そんな中で見かけたのが「発芽玄米酒むすひ」。
POPを読んでみると「日本一まずい酒」「玄米を発芽させて作った」とパワーワード満載!
この発芽玄米酒むすひの酒粕も売っていたので同時購入。
クク
家庭料理人としては酒粕嬉しい!
発芽玄米酒むすひはこんなお酒
ザックリ情報
- 発芽玄米のアミラーゼを利用して火無浄酒(ほなしのきよさけ)という麹を使わない御神酒を復元。
- 乳酸菌や酵母が生きて醗酵し続けているため、冷蔵庫に保存しておいても日々風味が変わっていく。
- 季節や一仕込みごとにアルコール度数や味わいが異なる。
- 酸味が強く、独特の香りがある。
まず瓶内発酵し続けているので開栓が大変。
ちょっと開けてはプシューあわあわ、ちょっと開けてはプシューあわあわを繰り返すこと5分…。
ようやく開けることができました。お皿の上で開けて良かった。
その間、台所のにおいが糠漬けのちょっと酸っぱいあの匂いで充満。
ほいでな。注いでみ。
更に充満。すごい酒だこりゃ。
飲むと口の中でも充満。ちょっと酸っぱい。
乳酸菌飲料にも似てるけど、あそこまでは甘くないからちょっと飲みづらい。
でも不思議と染み渡る~。これが生きた酵母のチカラかな。
慣れてくればイケる。
でもゴクゴクとは飲めない。1日1~2杯が限度。
健康飲料として考えると長く飲み続けた方がいいから、これで良いのかも。
名称 | 発芽玄米酒むすひ |
---|---|
原材料名 | 玄米(国産)、米麹(国産米) |
精米歩合 | 100% |
内容量 | 720ml |
アルコール度数 | 11.5% |
購入時価格 | お酒:1870円(税込)、酒粕:275円(税込) |
製造者 | 株式会社 寺田本家 |
そして酒粕。
これまた乳酸菌の酸っぱい香り。
よくある板粕じゃないし、食べてみると玄米の皮が口に残るから料理にはちょっと使いづらいかも。
そんな時「手作り味噌を酒粕でフタするとアルコールでカビ生えないし、旨味が良い感じよ!」と聞きました。
これなら酵母も生きてるし、なんか相乗効果で美味しい味噌ができそう!
早速実践。
効果はいかほどかな~?
発芽玄米って何?
発芽玄米とは玄米をわずかに発芽させたもの。
発芽させることによって眠っていた酵素が活性化され、玄米よりも栄養価が高くなります。
とも言われていますが「発芽」はつまり「芽の生長」。
そっちに栄養使ってる気もするんだけどどーなんだろ?
栄養関係の話ってデメリットあんまり話さないからね~。
まぁ信じ込んで「これ食べなきゃ!」と狂信的になるより、話半分で発芽玄米とか雑穀米とかバスマティライスとか気分で選んで美味しく食べる方が私は幸せだと思ってます。
食べ物との関わり
- 腸内環境を整える「食物繊維」、サビから体を守る「ビタミンE」、体調を整える「マグネシウムやカルシウム」、コレステロールの吸収を抑える「オリザノール」、精神を安定させる「GABA」などが豊富に含まれている。
- さらに体脂肪を減らす期待の機能成分「PSG(発芽米ステロール配糖体)」が発芽の過程で増加することが発見されている。
生活との関わり
- 発酵エキスは美容品などにも用いられる。
まとめ
発芽玄米酒むすひは乳酸菌発酵による独特の糠漬けのような香りや酸味が特徴の健康志向なお酒でした。
なんだかよく分からないパワーが染み渡るような不思議な感じ…。