ブルガリア産ローズハニーの蜂蜜酒「ローズハニーミード」
目次
ローズハニーミードとの出会い
ローズハニーこと、バラ蜂蜜はミツバチが行動する範囲全てがバラでなくてはならないため、世界中でブルガリアのバラの谷以外では収穫ができないそう。
そんなことを知ってからローズハニーミードは美味しそうだなぁーと考えて検索してみたら、2017年にミールミィさんが作っていたようです。
クク
また作ってくれないかなぁー。
あっ、Amazonでわずかに売ってる!
ラスト1本、買い占めました。
ローズハニーミードはこんなお酒
ザックリ情報
- 原料はブルガリア産ローズハニー。
ふんわりと柔らかいバラの香りとまろやかながらすっきりとした飲み口。
日本人の口に合う印象もあり、日本とブルガリアの架け橋のようです。
名称 | ローズハニーミード |
---|---|
原材料名 | はちみつ(ブルガリア産) |
内容量 | 300ml |
アルコール度数 | 10% |
購入時価格 | 2420円(税込) |
製造者 | (有)峰の雪酒造場 |
販売者 | (有)ミールミィ |
バラって何?
バラ(薔薇)は、バラ科バラ属の植物で、葉や茎に棘があるものが多くあります。
その美しさと香りの良さから世界中で人気があり、野生の原種が約150~200種、園芸品種も含めると約40000種にもなると言われています。
オールドローズとモダンローズ
1867年に「ラ・フランス」という品種が品評会に優勝したことがバラ業界に大きな影響を与えました。
このラ・フランス登場以前の品種を「オールドローズ」、登場以降の品種を「モダンローズ」と呼ぶようになったのです。
ラ・フランスはたくさんのピンク色の大輪の花を咲かせ、ダマスク系の強い香りを放ち、完全な四季咲き性を備えた画期的なバラだったのです。
ローズハニーを採取するにはミツバチの行動範囲が全てバラである必要があり、世界的に有名なバラの産地はブルガリアの中央に位置するバルカン山脈南側に位置する「バラの谷」。
バラの谷の東端にあるカザンラクという都市では6月にバラ祭りが開催され、美人コンテストの優勝者は「バラの女王」の称号を得るそうです。
バラの谷で栽培されている主な種類はダマスクローズは「オールドローズ」に分類され、非常に香り高くバラの香りの代表格とされています。
ダマスクローズを使った香水や香油の原料となるローズオイルは1kgあたり約3.5tのバラの花びらが必要になるほど希少で、世界シェアの約7割がブルガリア産であり、国家的名産品となっています。
ローズオイルはバラが開き切ると蒸発してしまうため、朝4時という早い時間に摘み取らなければなりません。
蜂蜜も採取できますが、ミツバチが行動する範囲全てがバラ畑ではなくてはならないため、世界中でブルガリアのバラの谷以外では収穫ができず、蜂蜜1滴あたり約50~100本のバラが使われている計算になります。
お酒との関わり
- その香りと色を生かしてリキュールに。
食べ物との関わり
- 花びらや実(ローズヒップ)はハーブティーに。
- 花びらをジャムやお菓子に。
生活との関わり
- 花びらから精油(ローズオイル)、種を圧搾してローズヒップオイルが採取できる。
- オイルや香水、化粧水、クリーム、石鹸といったコスメに。
まとめ
ミールミィさんのブルガリア産ローズハニーのミードは、まろやかな甘みとすっきりとした飲み口が特徴で、バラ蜂蜜由来のフローラルな香りが楽しめるしっとりステキな逸品でした。
2017年のものを手に入れられるなんて、まさに貴重な体験です。
実はその後に「銀雪」というミードを数量限定で出していたようなので、もしかしたらまたやってくれるかもしれませんね。