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古代より伝わる紫黒米の日本酒「出雲神庭(いずもかんば)」

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出雲神庭との出会い

久世福商店を歩いているとなんだか見慣れない薄い桃色のお酒が。
手に取ってみると紫黒米の日本酒でした。

「日本酒=米」という固定観念で変な酒好きとしてはほぼスルーしてたのですが「そっか、黒米もありか」と購入を決意し早速レジへ。

出雲神庭を飲んでみた

公式情報
  • 生産地である出雲の国、島根県斐川町(ひかわちょう)は、神々の原郷と言われる荒神谷(こうじんだに)遺跡があり、銅剣358本や銅鐸6個、銅矛16本が出土されている。
  • その斐川で育まれた古代米である紫黒米は神事の際に神饌(しんせん:神様に供える供物)として用いられていた。
  • 紫黒米のアントシアニンが含まれ、フルーティーな味わいが特徴。

口に含むと香りの高さが心地よく、まろやかな酸味がじんわりと広がっていき、口中が潤っていきます。
ゴクゴク飲むというよりは、しっかりと味と香りの良さを堪能してほしいタイプの日本酒でした。

神事に用いられてきたことから、御神酒として神棚にお供えしたり、新年のお祝いに飲むというのもオススメ。

名称出雲神庭
薄い桃色
原材料名五百万石98%、紫黒米2%
精米歩合70%
内容量300ml
アルコール度数17%
日本酒度-3.0
購入時価格800円(税込)
製造者株式会社 酒持田本店
神棚の里
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紫黒米って何?

紫黒米は玄米の時から黒色で、その色はブドウやブルーベリー等で有名なアントシアニンに由来します。
これは水に溶け出すので米研ぎや浸漬を白米と一緒にすると色移りするのでご注意を。

食べ物との関わり
  • 中国では「薬米」とも呼ばれるほど栄養に富み、不老長寿の米として皇帝に献上されていた。
  • 黒色はぬか部分にのみ存在し、中身には含まれていないので精米するとなくなってしまう。
  • 黒色は水に溶け出してしまうので、白米とは別に米研ぎと浸漬をすると良い。

まとめ

神事に用いられていたという古代米の紫黒米を使った日本酒「出雲神庭」はその香り高さとまろやかな酸味が魅力的でした。
300mlサイズもあるので、神棚に御神酒をお供えする習慣のある方はぜひ!

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