洋梨100%のシードル「ラシャス ポワレフレッシュ」
目次
始めに
皆さん洋梨はお好きですか?
私は子どもの頃は和梨のシャキッとした食感が好きだったので洋梨のネットリは少し苦手でした…。
妻が新潟生まれなのでル・レクチェが好きで大人になってから食べたのですが、香りがとても良いんです!
香りが楽しめるようになったのは大人になったからなのかなぁ…なんて考えたりもしました(笑)
洋梨はその香り高さからシードル(スパークリングワイン)として使われています。
シードルはリンゴが主ですが、洋梨もブレンドされていることも多いんですよ。
そんな洋梨のシードルを深掘りしていきましょう!
ラシャス ポワレフレッシュについて
今回飲んだのは「ラシャス ポワレフレッシュ」です。
低アルコール(2%)かつ330mlと気軽に楽しめるのが特徴ですね。
しかも駅中でも買えるくらい流通しています。
クク
味わいも軽く爽やかなので、良く晴れた日の昼飲みに最適!
名称 | ラシャス ポワレフレッシュ |
色 | レモンイエロー |
内容量 | 330ml |
アルコール度数 | 2% |
価格 | 660円(税込) |
原産国 | フランス |
輸入者 | 株式会社 アレグレス |
ポワレシードルについて
フランス北西部ノルマンディー地方は寒すぎてブドウの栽培には適さず、リンゴの栽培が盛んでシードルと呼ばれるスパークリングワインが作られており、シードル街道と呼ばれる場所もあります。
同地方では洋梨の栽培も古くから行われていますが、北部の村でひっそりと作られていたので知名度はやや下がるようですが、ポワレ街道と呼ばれる場所もあり、地元の人から親しまれていますよ。
そんなポワレですが、伝統的な製造をしているドンフロン地区ではAOP(原産地呼称保護認定)を受けている洋梨の品種は30種類ほどあります。土地に伝統的に受け継がれている製法で、EU(ヨーロッパ連合)の厳密な規定をクリアしたものに認められる品質保証制度があり、伝統が守られています。
そのルールの一部には「洋梨の成熟した果実が自然と牧草地に落ちてから収穫を開始する」という規定があり、ヨーロッパらしい伝統への誇りが見られます。
洋梨について
和梨とは違い、ネットリとした食感が特徴的で、ヨーロッパではシードルやブランデーにすることが多いです。
水分が多く、傷つきやすいので昔は流通しにくかったのですが、現代の流通システムで熟したものを流通させることが容易になりました。
お酒との関わり
- 日本では山形県のラ・フランスや新潟県のル・レクチェが有名で、フルーツワインやシードルも少数ながら作られている。
食べ物との関わり
- ラ・フランスやル・レクチェは実が成っている期間が長く、病気に弱くて栽培が難しい上、樹上で完熟しない性質があるので1〜2ヶ月の追熟が必要。
- 両者ともフランス原産だが現在はほとんど生産しておらず、ラ・フランスは世界シェア80%が山形県産となっている。
輸入直後の日本は追熟の必要性を知らず、不味くて捨ててたって。
生活との関わり
- 木材は「緻密で硬く歪みづらい」「加工や装飾がしやすい」「色が薄い」といった特徴からヨーロッパでは古くから使われていて人気があるが、少量しか採取できない。
終わりに
洋梨は非常に香り高く、ポワレシードルもその香りが生かされていて良いものです。
是非気軽に飲んでみて下さい!