世界初のキビ(ミレット)だけのウイスキー「KOVAL MILLET(コーヴァル ミレット)」
目次
KOVAL MILLET(コーヴァル ミレット)との出会い
ウイスキー美味しいですよね。
私も一般的なお酒の中では一番好きで、友人と飲むときはいつもウイスキーです。
さて、そのウイスキー。原材料として考えると、こんな感じに分かれます。
- モルト
- 二条大麦
- 六条大麦
- グレーン
- 小麦
- ライ麦
- トウモロコシ
ウイスキーは各国、法律でガチガチに定義が決められているのが実情。
ザックリいうと「穀物を麦芽で糖化→酵母で醸造→蒸留→木樽で熟成」
そこで「穀物なら何でもいいのか?」と探したところ、やっぱり世の中には変なこと考える人がいるものです。
その名も「KOVAL MILLET(コーヴァル ミレット)」
キビのみで作られたウイスキーのようです。
上尾の酒屋で見かけたので買っちゃいました。
KOVAL MILLET(コーヴァル ミレット)飲んでみた
公式情報
- 世界でも初となる注目の素材・きび(ミレット)を使用した原酒。
- 契約農家から直接買い付けた原材料を採用
- ハートカットと呼ばれる味の最も高級、安定した部分のみを使用
- 2010年グレインスピリット金賞
スモーキーさやピート香はあまり感じられず、柔らかな甘さと穏やかを併せ持ちながらも、力強さも感じられるシンプルなバーボンウイスキー。
余韻も長く心地よく続いてくれます。
常温のストレートてじっくり飲むのがオススメ。
Koval Distillary (コーヴァル ディスティラリー) について
- 「KOVAL」は本来、東ヨーロッパで「鍛冶屋」を指し、ユダヤ系イディッシュ語で「黒い羊」転じて「普適ではないことをする人」を指す。
現在、英語では 「誰もやったことのない事を成し遂げる者、先駆者」の意味を持つ。 - 1933年の禁酒法撤廃以降、2008年にアメリカ・シカゴに初めて設立された蒸留所
- 創設者はロバート・バーネッカー氏、ソナット・バーネッカー氏
- 蒸溜所で使用される水はアメリカで最も高い水質を誇るミシガン湖の水を採用。
- 非遺伝子組み換えの穀物を使い、糖化・発酵に使用する酵素と酵母、樽に至るまで全てアメリカ合衆国認定のオーガニック規格を取得している。
- 蒸溜器と電子機器を連動制御することで、常に一定の味わいを生み出す、世界でも類を見ない蒸溜技術を構築した
- 約114Lのアメリカンホワイトオークの新樽で熟成され、全てシングルバレルでボトリング
- 創業から国際的な賞を、アメリカのみならずドイツでも数多く獲得
- Whisky Advocate社より「世界のクラフト蒸留所トップ10の1つ」と評されている
- 世界で最も難しい食品規定の1つである「コーシャ」の認定を受けている
株式会社 都光 (toko-t.co.jp)より引用
名称 | KOVAL MILLET(コーヴァル ミレット) |
色 | しっかりとした琥珀色 |
原材料名 | 穀類(キビ) |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 40% |
購入時価格 | 7700円(税込) |
製造者 | KOVAL |
原産国 | アメリカ イリノイ州 シカゴ |
輸入者 | 株式会社 都光 |
ポチップ
キビって何?
キビは漢字で書くと「黍」。
1年草で生育期間が短く、乾燥に強い、やせた土地でも育つといった特徴を持つイネ科の植物。
日本では「五穀(米・粟・麦・豆・黍)」の中に数えられていますが、この五穀、地域によって若干違うようで、黍だったり稗だったりと色々あるようです。
米と同じように粘り気で「うるちきび」と「もちきび」に分かれ、もちきびの方が生産量が多いようです。
食べ物との関わり
- 白米に比べ、食物繊維、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などが豊富。
- 黄色い粒と卵のような風味から「エッグミレット」と呼ばれることも。
生活との関わり
- 桃太郎さんのお腰に付けたきび団子の原材料。
- 鳥のエサとしてもよく使われる。
まとめ
KOVAL MILLET(コーヴァル ミレット)はスモーキーさやピート香はあまり感じられず、柔らかな甘さと穏やかを併せ持ちながらも、力強さも感じられるシンプルなバーボンウイスキーでした。
ウイスキーの世界は非常に奥が深いと同時に、新たなチャレンジをしているメーカーもあるのでこれからも色々探していきたいと思います。
ポチップ