初めてのBAR、初めてのメスカル「Cuishe Mezcaleria」
目次
始めに
みなさんこんにちは!元気にバーに通っていますか?
私は行ったことありません。
なので、いつかバーに行ってみたいと思っていたら、実家の近くにメキシコのアガベスピリッツであるテキーラ&メスカル専門バーCuishe Mezcaleria(クイシェメスカレリア)さんがあったので、勇気を出して行ってみました。
古代アステカ文明の神々に捧げる供物「プルケ」
アガベシロップとテキーラは日本でも有名だけど、醸造酒ってどうなってるんだろう?と思って探していたら缶に詰められて輸入されていました。乳白色が個性的!
基本情報
営業日等
- 営業日
無休 - 営業時間
18:00~26:00 (日曜・祝日のみ25:00まで) - カード払い可、電子マネー不可、QRコード決済可
- 喫煙OK
どうも公式サイトは機能してないようです。
Facebookの更新が最新情報のようですよ。
https://www.facebook.com/CuisheTokyo/?ref=page_internal
場所
都営大江戸線勝どき駅と月島駅の間位にあり、徒歩10分程度です。
東京メトロ有楽町線月島駅も利用できますよ。
場所は西仲通り商店街(通称:もんじゃストリート)の4番街と清澄通りの間の路地裏にあります。
謎の小さな扉と2Fという立地上、元地元民でも軽く悩む位置ですね。
1Fは食堂と居酒屋、向かいもBARとなっています。
予算
食べログ等見ると3000〜4000円とのことだったので、5000円あれば足りるだろうと思い、10000円握り締めて行きました。(ビビり)
後述しますが、これで大丈夫でしたよ。
店内とマスター
ドアを開けるとメキシコらしい、陽気だけどしっとりとした音楽が流れています。
2Fは薄暗い照明の中、カウンター8席とソファ7席があり「ご自由にどうぞ」とのことだったので、目の前にボトルのあるカウンター席にしました。
バーの行き方は様々なサイトで調べ、「素直に「初めてなので教えて欲しい」と言う。」というアドバイスを実践しました。
クク
バーに初めて来ました。
そうなんですね!
この店はメキシコのテキーラとメスカルという
お酒を取り扱ってまして…。
下調べはしている事を伝え忘れた…。
Facebook見て来ました!
参考サイト
初めてのバーの入店ガイド
注文
アルコール度数が40°位ありますが、どんな飲み方にしますか?
と丁寧に訊ねて下さったのでストレート・水割り・カクテル等、飲みたい飲み方を伝えます。
注文するとボトルも一緒に置いてくれました。
・触って良いか確認してから触る。
・勝手な開栓はNG。
希少ボトルの可能性もあるから要注意!
- 1杯目:DERRUMBES Oaxaca
-
「初めてなのでスタンダードな物を」という注文で出してくれました。
飲んでみると驚くほどのスモーキーな香り!
もはや炎の中で飲む煙です! - 2杯目:AGAVE DE CORTES
-
「普段はウイスキー飲まれるんですか?」「そうですね。スモーキーなのが好きです。」のやり取りからの1杯。
メスカルは通常樽熟成はしていませんが、2年熟成させたものをおすすめしてくれました。
熟成した分スムーズな口当たりで、飲みやすい品でした。メキシコは暑く、熟成が3〜5倍の早さで進むんですよ。
- 3杯目:ジャパニーズカクテル
-
5/10からメキシコ研修に行って、和素材を使ったカクテルを提供するということで注文。
国産ビターリキュールと梅リキュール、ヒノキの香り付けを施して完成!
メスカルの香りとリキュールの甘苦さ、ほんのり香るヒノキがアクセントになってなんとも不思議な感覚…
その他にも紫蘇や柚子を使ったものも提供予定だそうです。メキシコの皆さんに人気だと良いですね! - 4杯目【SunLuis Delrio Cuixe】
-
手書きの瓶が置いてあったのがずっと気になってたので訊ねてみました。
前回のメキシコ研修で山奥の村に行き、そこで買ってペットボトルに入れてもらって詰め替えたが、税関で謎の液体が入ってるという事で謂れのない没収をされてしまったそう。
しかしランダムな検査だったので難を逃れられたのがこの品で、ラベル名はその村の名前だそうです。
偶然その日のお客さんに研修に同行していた方がいて、「車で川を渡ることもあった」「村のボスに気に入られないと買えない」等の現地情報を(書けないものも含め)楽しく話してくれました。
お会計と滞在時間
明細を細かく見るの忘れましたが、チャージ料1000円、1杯1000円程度の計算になりました。
(サービス料は食べログ等のサイトには500円とありましたが、一般的なBARは会計の10~20%が相場らしいので変動するのかもしれません。)
店内に料金が書いてなかったので不安になりますが、予め予算を伝えたり、都度訊ねるのもOKです。
だいたい5000円〜10000円握り締めて行けば、ほぼ問題ないです。
滞在時間は21:30~0:00の2時間半。時間を忘れるくらい長居してしまいました(笑)
帰り道はもんじゃ焼き屋が多すぎてソースの香りがすごいから、
西仲通り商店街(もんじゃストリート)は避けた方が良いよ。
感想
下町ということでお客さんは話し好きが多いですが、マスターはお得意さんだけでなく初心者の私にも順繰りにメスカルやメキシコ話をしてくれ、お店の雰囲気も相まって自分が現地に行ったような感覚にもなれました。
またお客さん同士が自然に繋がって輪になれるように補足してくれたり、お得意さん側も「マスターと一緒に空手始めた」等の話で盛り上がりましたよ。(舐めた発言するとブッ飛ばされるそうです(笑))
最後に
初めてのBARとしてはメスカルは挑戦的だったかもしれませんが、飲んだことのないお酒を色々試してみるのにはうってつけでした。
そもそもメスカルは見つけること自体難しいものなので、居酒屋より少し高めの料金もお金を払う価値があります。現地情報も教えてくれますしね。
また、メキシコ主体ということで大らかな感じがあり、謎のオブジェに「あれは何だ?」と気軽に話を振れるのがポイントです。
気になるお酒がある方はBARという非日常の世界へ勇気を出して踏み込んでみてはいかがでしょうか?
それではまた!
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