北海道・中札内村特産のコクワワイン「フラシェン・キュルビス」
目次
フラシェン・キュルビスとの出会い
姉一家が北海道に行き、お土産にコクワワインを送ってくれました。
甥っ子はウポポイでアイヌ文化に触れ、羊蹄山の近くで巻いた牧草の上に乗り大自然を満喫していたようです。
クク
フルーツワインを集めているのを話していたので、ワイン好きの旦那さんが選んでくれたよ~!
フラシェン・キュルビスについて
ザックリ情報
- Flaschenはボトル、Kürbisはひょうたんという意味のドイツ語
中札内村に「ピョウタンの滝」があり、それが由来。 - コクワの実はヒグマも食べるのでラベルになった。
ワインのラベルにクマって珍しい気がします。
(「北海道=クマ=鮭」のイメージが強すぎるのもあるのかもしれませんが。)
調べるとクマはコクワを好むそうです。クマ=ハチミツのイメージが(略)
あと、何村ですか?チューサナイ?
北海道はアイヌ由来の難読地名多いからなぁ…。
と思ったら北海道移住ブロガーのツマ野サシミさんが教えてくださいました。
「ナカサツナイ」です。
意外と普通の読み方!
では飲みましょう。
やや強めの甘味の中にかすかな酸味と草のような香りが漂う、爽やかな草原を思わせる白ワインのような味わいでした。
コクワはキウイフルーツの原種とも呼ばれているということで、以前飲んだ生キウイワインと比べると、少し濃い目で酸味が弱い印象があります。
ただ、北海道ワインさんの公式HPを見てもラインナップされていないので、お土産店限定品なのかもしれません。
名称 | FLASCHEN-KÜRBIS (フラシェン・キュルビス) |
---|---|
色 | やや薄めの黄緑色 |
内容量 | 720ml |
アルコール度数 | 10% |
価格 | 不明(2000円位らしい) |
製造者 | 北海道ワイン株式会社 |
北海道ワインさんのラインナップ
北海道の贈り物「ハスカップワイン」
北海道の名産品ハスカップを100%使用したフルーツワインをアンテナショップで発見しました。ハスカップとブルーベリーは違うんですよ~。
中札内村について
中札内村は北海道中東部に位置する帯広市のすぐ隣に位置し、帯広駅から車で30分、とかち帯広空港から車で10分と広大な北海道の中では比較的アクセスしやすい場所です。
写真は北海道移住ブロガーのツマ野サシミさんが堪能した、グランピングリゾート「フェーリエンドルフ」さんのもの。
自然豊かな場所で食べるご飯は美味しいんだろうな~♪
中札内村の位置と有名施設
- お土産で有名な六花亭の関連施設「六花亭アートヴィレッジ 中札内美術村」や包装紙に描かれた花々を育てている「六花の森」
- 生キャラメルで有名な「花畑牧場」
- 手ぶらBBQを楽しめるグランピングリゾート「フェーリエンドルフ」
コクワについて
コクワはキウイフルーツと同じマタタビ科に属する落葉性のつる植物で「サルナシ」「キウイベリー」「ベビーキウイ」とも呼ばれています。
コクワの実の断面はキウイフルーツのような見た目をしているのが特徴です。
お酒との関わり
- 産地では古くから焼酎に漬けられて親しまれている。
食べ物との関わり
- 生でそのままデザートにしたり、サラダのトッピングに使用される。
- ジャムにされることも多い。
生活との関わり
- サルナシのツルは非常に丈夫なので、昔はいかだを縛るロープとして使われていた。
- 徳島県にある祖谷のかずら橋はサルナシ(シラクチカズラ)のツルが使われている。
- DREAMS COME TRUEさんの名曲「晴れたらいいね」に「こくわの実また取ってね。かなりたよれるナビゲーターになるよ。」という歌詞があり、ボーカル・作詞作曲の吉田美和さんは北海道出身。
終わりに
コクワワインはやや強めの甘味の中にかすかな酸味と草のような香りが漂う、白ワインのような味わいでした。
フルーツワインは地域活性化のために結構作られているものなので、旅行の際はぜひ探してみて下さい!
Special Thanks !!
ツマ野サシミさん
今回、コクワワインのツイートをしたところ、中札内村の読み方や魅力を写真で教えて下さり、写真の使用許可も快諾してくださいました。
【Twitter:ツマ野サシミ|札幌一族移住 @sashimi3992】
写真がすごく上手で、北海道の動物・昆虫・植物やイベント等を魅力的に紹介してくれます。
見ての通り飯テロもあるので要注意ならぬ要フォロー!
【ブログ:さっぽろ移住レポート】
関東から北海道に移住し、北海道の美味しいものやおすすめ観光スポットはもちろん、移住者ならではの北海道ルールに驚いた話などが楽しめるブログです。