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たんぽぽワインは明るく燃える物語の中のお酒「DANDELION WINE」

目次

DANDELION WINE(たんぽぽワイン)との出会い

事の始まりは2022年夏。
当時はまだTwitterだったころ。

クク

たんぽぽワインって何?

調べてみるとtweetにある通り、アメリカを代表するSF作家のレイ・ブラッドベリが、少年の頃を描いた物語『たんぽぽのお酒』に出てくるお酒のようです。

しかしこの時は販売開始に合わせてログインしたにも関わらず、秒速で売り切れ…。

クク

また来年も作ってくれるかな…。
季節ものは再販しないこともあるからな…。

時は流れ、2023年夏。
TwitterがXに替わったころ。

再販してくれました。買えました。

DANDELION WINE(たんぽぽワイン)はこんなお酒

ザックリ情報
  • まずは洗って熱湯で成分抽出。
  • レモンやいちごのもろみ、糖分を加えて発酵させる。
  • 酒税法の関係でリキュール扱い。
DANDELION WINE (Red)

まずはRed(いちご)から。
最初に感じるのは当然いちご。
あれ、たんぽぽは?

と思ったら後から薬草感のある軽い苦味が追ってきた。
なるほど、これがたんぽぽだ。咲いてきた。

薬草感って書いたけど、春の苦い花というとふきのとうを思い出す。
海外ではたんぽぽワインはポピュラーみたいだけど、日本にも通ずるところはあるのかも。

DANDELION WINE (White)

次はWhite(レモン)を。
レモンもタンポポも黄色なのでイメージ的にはこちらの方が近い。

レモンの爽やかさもさることながら、お互いの苦味の相乗効果が非常に高い!
全く別物なのに、ここまで親和性が高いとは!

クク

これは全レモン好きに飲んでほしい!!

名称DANDELION WINE (Red)DANDELION WINE (White)
オレンジがかった明るい赤薄く緑がかった爽やかな黄色
原材料名たんぽぽの花、いちご、砂糖、いちごのブランデー(国産)たんぽぽの花、レモン、砂糖、レモンのブランデー(国産)
内容量750ml
アルコール度数9%
購入時価格1本 3960円(税込)
製造者mitosaya薬草園蒸留所

たんぽぽワインは海外ではポピュラー?

たんぽぽワインは海外では割とポピュラーなのか、探してみるとちょこちょこ見つかりました。
自家製で楽しんでいる方がいるようです。

レイ・ブラッドベリ作『たんぽぽのお酒』

アメリカを代表するSF作家のレイ・ブラッドベリが1957年に発表した、1928年のアメリカ合衆国イリノイ州の架空の小さな町「グリーン・タウン」を舞台に、少年ダグラスの12歳のひと夏を描いた半自伝的ファンタジー小説だそうです。

日本語にも訳されていて、図書館にあったので借りてきました。

ですが…その…1/3くらいでギブアップ。

ダグラスがすっごいキラキラした発見を教えてくれる系少年だったのですが、すっごいお喋り。
すっごいお喋りな我が子(5歳)の「聞いて聞いて!」とリンクしちゃってストレスがマッハ。気晴らしになりません。ごめんねブラッドベリ。

子育てが一段落した頃に「あぁ~こんな感じだったなぁ~。」と思い出しながら読むのがオススメ。
読めてないけど。

たんぽぽって何?

たんぽぽは日本でも馴染み深い、春の花ですね。
明るい黄色のたくさんの花びらがたくさんあって、綿毛が風に乗って飛んでいくので子どもたちに大人気!

と思ってよく調べてみると、構造の認識が間違っていたようです。

スクロールできます
花の数1つ花びらっぽいのひとつひとつが
1つの花
花びらたくさん1つの花に5枚のくっついた花びら

1つの花に見えて、実はたくさんの花が集まってできていることを「集合花(しゅうごうか)」と呼び、たんぽぽはまさにその代表。

花びらは5枚あり、ツツジやアサガオのようにくっついていて、「合弁花(ごうべんか)」と呼ばれています。

綿毛になる部分は花のがくに当たる部分が変化してあの姿になります。

漢字では「蒲公英」と書き、これはたんぽぽが開花する前に摘み取って乾燥させた漢方薬の名前をそのまま漢字に当てはめたことに由来します。

英語では「ダンディライオン(dandelion)」と呼ばれますが、これはフランス語の「dent de lion(=ライオンの歯)」に由来されていると言われ、「ギザギザの葉がライオンの歯に似ている。」「花びらがライオンのたてがみに似ている」という説があるそうです。

お酒との関わり
  • たんぽぽワイン、たんぽぽビールなんかもあるそう。
食べ物との関わり
  • 茎や若葉はサラダや炒め物に。
  • 根や葉を煎じてたんぽぽ茶に。
  • 根は焙煎してたんぽぽコーヒーに。
生活との関わり
  • 花は黄緑色、根は茶色の染料になる。

まとめ

DANDELION WINE(たんぽぽワイン)はアメリカの作家であるレイ・ブラッドベリが少年ダグラスの12歳のひと夏を描いたファンタジー小説「たんぽぽのお酒」の主題となっているたんぽぽワインをmitosayaさんが再現した、「物語の中のお酒」です。

ふきのとうを彷彿とさせる苦味が、いちごやレモンと合わさって一面に広がるたんぽぽ畑が見えるようです。

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