黒い森の伝統的チェリーブランデー「シュペヒト キルシュヴァッサー」
目次
シュペヒト キルシュヴァッサーとの出会い
東京タワーに行った帰りにちょっと寄りたいところがありまして。
それが「日進ワールドデリカテッセン」さん。
世界の食材を取り扱っていて、お酒もなかなか多そうです。
で、寄ってみたところドイツのチェリーブランデーことキルシュヴァッサーの200㎖ビンを発見しました。
製菓材料を売っているところには結構あったりするんですが、50㎖の極小ボトルが多くて…。
クク
様々な種類を飲みたい身としては、お財布や肝臓との兼ね合いで200~300㎖が助かる~。
シュペヒト キルシュヴァッサーはこんなお酒
ザックリ情報
- ドイツ語の「Kirsch(さくらんぼ)」と「Wasser(水)」が語源。
- ドイツではビールと合わせて飲むこともある。
- ベリー系のお菓子と相性が良い。
日本のさくらんぼと違って「爽やかな甘酸っぱさ!あなたとあたし、さくらんぼ!」という感じではなく、しっかりドッシリとした芳醇な印象が強かったキルシュヴァッサー。
製菓用というのもうなずけます。軽かったらバターに負けるし。
(多分メタノールの兼ね合いだろうけど。)
炭酸割りもなかなか美味しくいただけました。
名称 | シュペヒト キルシュヴァッサー |
色 | 無色 |
内容量 | 200ml |
アルコール度数 | 40% |
購入時価格 | 1200円(税込) |
製造者 | SPECHT(シュペヒト) |
原産国 | ドイツ |
輸入者 | 有限会社ウィック |
さくらんぼって何?
さくらんぼは桜の木になる実ですが、一般的な染井吉野(ソメイヨシノ)とは違う品種で、主に西洋実桜(セイヨウミザクラ)や酸実実桜(スミミザクラ)などの種類になります。
政府の標準成分表や植物学上では「さくらんぼ」と言わず、桜が付ける桃という意味から「桜桃(おうとう)」と呼ばれます。
ドイツのさくらんぼはブラックチェリーと呼ばれるほど色の濃い品種が主で、甘味が強い品種と酸味が強い品種に分かれているそうです。
お酒との関わり
- 木材が採取でき、酒樽に利用されることがある。
- 桜やさくらんぼは蜂蜜が採取でき、ミードが作られている。
食べ物との関わり
- キルシュヴァッサーはドイツの伝統菓子「黒い森のさくらんぼケーキ(シュヴァルツヴェルターキルシュトルテ)」に用いられる。
- 軸はタンニンとポリフェノールが豊富で利尿作用が高いので、トルコでは乾燥させてハーブティーにする。
生活との関わり
- さくらんぼの種は中が空洞で温めると熱を吸収して温かさを、冷却すると冷たさを一定時間保つことができるのでスイスではチェリーピロー(枕)として親しまれている。
まとめ
シュペヒト キルシュヴァッサーはしっかりドッシリとした芳醇なさくらんぼが楽しめるドイツのフルーツブランデーでした。
フルーツブランデーの中では比較的手に入りやすい部類なので、ぜひ手に取ってみたりお菓子に使ってみたりしてください。