ミントとシナモンの香りのカシャッサ「ウェーバーハウス カネラササフラス」
目次
ウェーバーハウス カネラササフラスとの出会い
私とカシャッサの出会いは中目黒にある「&SPIRITS」さん。
その&SPIRITSさんが東京駅前の丸ビルの地下に「SAKE COLLECTIVE &SPIRITS」さんという日本酒と世界の蒸留酒の販売とBARを併設したお店が2023年4月にOPENしました。
中目黒はちょっと行き辛かったのですが、東京駅はたまに通るので「フラッとカシャッサが楽しめるようになった!」ということです。
日本酒も珍しいものがあったのですが、それはまたの機会ということでカシャッサを何杯か飲み、以前から狙っていた「ウェーバーハウス カネラササフラス」をGET!
ウェーバーハウス カネラササフラスはこんなお酒
ザックリ情報
- ブラジル産のカネラササフラスの樽で1年熟成。
- ハッカ飴やペパーミント系のスーッとした爽やかな香り。
- ブラジル最南端のリオグランデ・ド・スル州で生産。
- 世界を見据えたオーガニック規格。
「ハッカ飴やミントの香りがする」ということで色に反して清涼感が高いのかと思ったら、確かに最初は清涼感あるけど、なんか余韻がほんのりシナモンを感じて二面性のある不思議な印象。
いきなりカイピリーニャにするとかではなく、まずはストレートや水割りで味わうのがオススメです。
ラベルを翻訳してみたらカネラはシナモンの意味で、シナモンウッドとも呼ばれることがあるとか。
ただ、そのシナモンウッドはオコテアというササフラスでもシナモンでもない、なんちゃってシナモンという情報もあり、何が何だか分からない状態です。(まぁ全部クスノキ科なんですが。)
名称 | ウェーバーハウス カネラササフラス |
色 | 紅茶色 |
内容量 | 700ml |
アルコール度数 | 38% |
購入時価格 | 2750円(税込) |
製造者 | Weber Haus(ウェーバーハウス) ※海外の公式サイトに飛びます。 |
原産国 | ブラジル |
輸入者 | 株式会社 田地商店 |
カネラササフラスって何?
カネラササフラスはクスノキ科サッサフラス属の常緑樹で、シナモンや月桂樹、クロモジといった香り高い樹種の親戚になります。
前述したとおりオコテアというササフラスでもシナモンでもない、なんちゃってシナモンという情報もありますが、こちらもクスノキ科オコテア属なのでこちらも親戚。
カシャッサの樽に使われるカネラササフラス(シナモンササフラス)がサッサフラスなのか、シナモンウッドことオコテアなのかは不明ですが、同一点としてササフラス油が採取できるというのが重要なようです。
シナモンササフラスの利点とその目的 MUNDO Boa Forma(海外サイト)
シナモンササフラス Flores e Folhagens(海外サイト)
食べ物との関わり
- 精油にはサフロールという成分が含まれ、鎮痛・防腐作用もあることが知られているが、有毒でもあり、アメリカでは食品への使用が禁止されている。
生活との関わり
- 建設分野に広く使用されている。
- ササフラス油は温度変化に強く、0℃以下でも液体状態なので航空機やスペースシャトルの高精度機器に使われていた。
- 精油にサフロールという成分が含まれ、殺虫成分や消臭効果から、石けんや香水などに使われていた。
- その幅広い有用性から伐採が進み、成長も遅い点から絶滅の危機に瀕している。
まとめ
ウェーバーハウス カネラササフラスはミントのような爽快感とシナモンのようなスパイシーさを併せ持った不思議感覚カシャッサでした。
クスノキ科の樹木はシナモンを始め、クロモジや月桂樹と特徴的な香りを持つものが多いので意外とお酒と好相性。他にも色々探してみたいですね~。
クスノキ科を使用したお酒