古典派ミードはクセつよ甘々コクうまミード「メディエヴァル」
目次
メディエヴァルとの出会い
「ミードの買える本屋があるらしい。」
そんな噂を聞き付けた特派員は書の森である神保町「書泉グランデ」の奥地へと潜入…。
現場に到着した特派員は騎士甲冑に驚きつつも、無事に古典派ミード「メディエヴァル」を入手した。
メディエヴァルはこんなお酒
ザックリ情報
- 「中世の騎士時代に愛飲された蜂蜜酒を再現したい」という思いから作られた
- そば蜂蜜を1年から2年以上かけて醸造
- カリフォルニアオーク樽にて4年ほど熟成
- 濃厚な甘味を持つ伝統テイスト
- 陶器製ボトル、コルク栓もロウで封印
- 「メイザーカップ・インターナショナル」のデザート部門で金賞を受賞
とにかく、とろーり甘くてこってり濃厚!
そば蜂蜜のクセの強さもクセになる一杯。
とは言ってもミードになってオーク樽熟成を経ているからか、わりかし飲みやすい部類。
ちょっと甘すぎる感じもするので、気分転換で牛乳割りなんかも良いですねー。
名称 | メディエヴァル |
---|---|
色 | 濃厚な琥珀色 |
内容量 | 750ml |
アルコール度数 | 16%以上17%未満 |
購入時価格 | 5720円(税込) |
製造者 | インターミエル |
原産国 | カナダ ケベック州 |
輸入者 | 株式会社ミールミィ |
そばって何?
そばはタデ科・ソバ属の植物で寒さや乾燥に強く、やせた土地でも育ち、種まきから収穫までの期間が約75日と短いため年に2度の収穫が可能なことが特徴です。
実の形はほぼ三角形で角張っており、その語源は物の角がとがったことを「稜(そば/リョウ)」ということからきているとされています。
お酒との関わり
- そばの実はそば焼酎に。
食べ物との関わり
- そばの実を挽いて粉にしてそばを作る。
- 一番粉:最初に出てくる胚乳部分の粉で、あっさり風味でのど越しが良い。更科そばになる。
- 二番粉:一番粉と三番粉の中間。一番粉と二番粉を併せて打つと藪そばになる。
- 三番粉:外層まで挽いた粉で、栄養素や繊維質が多く黒い。信州そばになる。
- ロシア・ウクライナなどでは粥状にした「カーシャ」、フランスではクレープ状にして焼く「ガレット」と世界各地で食されている。
- そばの実を発芽させた「そばもやし」がある。
- そばの実を焙煎した「そば茶」がある。
- 韃靼(だったん)そばは苦味が強いので主にお茶に。
- 宿根(しゅっこん)そばや赤地利(しゃちくり)そばは若葉を食べることから「野菜そば」と呼ばれている。
- そば蜂蜜は鉄分が多く、黒い色とクセのある特徴的な香り。
生活との関わり
- そば殻は枕の材料や土壌改良材、きのこ栽培の菌床の添加剤などとして使われる。
まとめ
メディエヴァルは「中世の騎士時代に愛飲された蜂蜜酒を再現したい」という思いから作られた、こってり濃厚クセつよ甘々コクうまの古典派そば蜂蜜ミードでした。
木樽熟成を経ていることもあり、そば蜂蜜のクセの強さは若干まろやか。
牛乳割りなんかも楽しめるのでぜひ!