木樽熟成じゃなくてもおいしい!「いいづなアップルブランデー」
目次
いいづなアップルブランデーとの出会い
サンクゼールこと久世福商店は色々な産地の美味しいものが揃っていて良いですよね!
お酒ももちろん置いているのですが、何やら気になるプライベートブランドのようなものが…
その名も「いいづなアップルブランデー2021 Blanche ふじ&高坂」
クク
チェーン店でアップルブランデーって珍しいな…。
木樽熟成もありましたが、オードヴィー好きとしてはステンレス樽でストレートにいきたいところ!
いいづなアップルブランデーについて
リンゴのマークが可愛いですね。
フタはガラスと半透明のゴムで出来ていて、ネジ式ではなくギュッとしているだけなので横倒し厳禁です。
爽やかではあるけれど柔らかなリンゴの香りが心地よく、非常にフルーティーな味わいが印象的でした。
スッキリする炭酸割りもオススメです♪
名称 | いいづなアップルブランデー |
色 | 無色 |
内容量 | 245ml |
アルコール度数 | 40% |
価格 | 3080円(税込) |
製造者 | (株)サンクゼール |
いいづなアップルブランデーはサンクゼール創業者の久世良三さんの思い入れがあり、使用された高坂りんごも「幻の和リンゴ」と呼ばれるほど希少性が高いようです。
- サンクゼール創業者の久世良三さんが新婚旅行で行ったフランス・ノルマンディー地方では、リンゴの蒸留酒「カルヴァドス」が有名で感銘を受けた。
- ワイナリーを作った長野県飯綱町の天然記念物の高坂りんごを使用。
- 高坂りんごはピンポン玉程度の大きさで、芳香があるが渋みが強い。
- 大きく甘いリンゴが主流になり絶滅しかけたが、残った1本から数を増やすことに成功した。
その他のおすすめ
アップルブランデー2020
Light&Mellow 245ml
Pomme
(ポム/いいづなりんごの樽熟リキュール)350ml
いいづなアップルブランデー
ふじ&ブラムリー2022 245ml
カルヴァドスとアップルブランデーの違い
カルヴァドスはシャンパンの様に原産地呼称が定められているので、フランス・ノルマンディー地方以外で作られたものはカルヴァドスを名乗れません。
他にも製法に細かい規定があるので、それ以外は「アップルブランデー」となります。
というかアップルブランデーというカテゴリ内に、細かい規定で縛られたカルヴァドスがある。
リンゴについて
言わずと知れた秋の味覚の代表「リンゴ」。
「1日1個のリンゴで医者いらず」と言われるほどで抗酸化物質や食物繊維が多く含まれています。
また歯ごたえとボリュームがあり、低GI食品でもあるので「リンゴダイエット」が度々注目されます。
お酒との関わり
- リンゴから作られたスパークリングワインこと「シードル(cider)」はサイダーの語源。
というか日本だけノンアルコールと使い分けている。
食べ物との関わり
- 生で食べても火を通して食べても美味しい。
- 熟成を早めるエチレンを出すので、他の食材とは分けて貯蔵したほうが良い。
生活との関わり
- 木材は緻密で硬いが、大きな材は取れず、流通はほとんどしていない。
- 「アダムとイブが食べた禁断の果実」「ウィリアム・テルが少年の頭の上のリンゴを射抜いた」「ニュートンが万有引力を発見するキッカケとなった」と伝説には事欠かない。
- ハロウィンの定番ゲーム「アップルボビング」に。
(水を張ったタライにリンゴを浮かべて、手を使わずに口で取るゲーム)
まとめ
いいづなアップルブランデーは柔らかくもフレッシュな香りが特徴的なブランデーでした。
限定生産ではありますが、2021年・2022年とリンゴの種類を変えてリリースしているので毎年飲めそうです。
チェーン展開している店舗で純国産のステンレス樽熟成フルーツブランデーはまず見かけることがありません。
木樽熟成のカルヴァドスが注目されがちですが、ストレートにリンゴを感じられるものだったので、ぜひ飲んでみて下さい。